『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2021年・アメリカ)
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原題:The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun
監督:ウェス・アンダーソン
出演:ビル・マーレイ
ティルダ・スウィントン
フランシス・マクドーマンド
ジェフリー・ライト
オーウェン・ウィルソン
ベニチオ・デル・トロ
エイドリアン・ブロディ
レア・セドゥ
ティモシー・シャラメ
リナ・クードリ
マチュー・アマルリック
スティーヴン・パーク
クリストフ・ヴァルツ
リーヴ・シュレイバー
エリザベス・モス
ギヨーム・ガリエンヌ
エドワード・ノートン
ジェイソン・シュワルツマン
ウィレム・デフォー
トニー・レヴォロリ
ロイス・スミス
ルパート・フレンド
シアーシャ・ローナン
ボブ・バラバン
セシル・ドゥ・フランス
イポリット・ジラルド
アンジェリカ・ヒューストン
上映時間:1時間48分
【あらすじ】
国際問題からアート、ファッション、グルメに至るまで深く斬り込んだ記事で人気を集めるフレンチ・ディスパッチ誌。編集長アーサー・ハウイッツァー・Jr.のもとには、向こう見ずな自転車レポーターのサゼラック、批評家で編年史家のベレンセン、孤高のエッセイストのクレメンツら、ひと癖もふた癖もある才能豊かなジャーナリストたちがそろう。ところがある日、編集長が仕事中に急死し、彼の遺言によって廃刊が決定してしまう……。
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『グランド・ブダペスト・ホテル』『犬ヶ島』のウェス・アンダーソン監督が、フランスの架空の街にある米国新聞社の支局で働く個性豊かな編集者たちの活躍を描いた長編第10作。キャストにはオーウェン・ウィルソン、ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンドらウェス・アンダーソン作品の常連組に加え、ベニチオ・デル・トロ、ティモシー・シャラメ、ジェフリー・ライトらが初参加。雑誌「フレンチ・ディスパッチ」の最終号に掲載されたストーリーをオムニバス形式で描く。2021年7月に開催された第74回カンヌ国際映画祭で初上映された。
20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。才能豊かな記者たちが、様々なテーマに深く斬り込んだ唯一無二の記事で人気を獲得している。ところが、編集長が急死、彼の遺言によって廃刊が決まる。何が飛び出すか分からない、思いがけないほどおかしく、泣ける、追悼号にして最終号の全貌とは──? 映画・フランス・活字カルチャーへ愛を捧げた、唯一無二の映像と、ウェスにしか描けないエスプリ(機知)とユーモアの集大成!
ジャンル:コメディ
個人的満足度:☆☆★★★