『裸のランチ』(1991年・イギリス、カナダ)
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原題：Naked Lunch
出演：ピーター・ウェラー
ジュディ・デイヴィス
イアン・ホルム
ジュリアン・サンズ
ロイ・シャイダー
モニーク・メルキューレ
ニコラス・キャンベル
マイケル・ゼルニカー
ロバート・A・シルヴァーマン
ジョセフ・スコーシアニー
ピーター・ボレツキー
上映時間：1時間57分
【あらすじ】
1953年、ニューヨーク。害虫駆除員のウィリアムは、仕事用の駆除薬を妻ジョーンがドラッグ代わりに使っていることに気づく。自身も駆除薬に溺れるようになったウィリアムは、誤ってジョーンを射殺してしまう。インターゾーンと呼ばれる謎の街に身を隠したウィリアムは、奇怪な生物マグワンプに命じられて活動報告書を書くことになるが……。
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映像化不可能と言われたウィリアム・S・バロウズの代表作を鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督が映画化し、カルト的人気を誇る問題作。バロウズ自身の半生を盛り込み、大胆な脚色と鮮烈な想像力で描く。『ロボコップ』シリーズのピーター・ウェラーが主演を務め、『バートン・フィンク』のジュディ・デイヴィス、『エイリアン』のイアン・ホルム、『眺めのいい部屋』のジュリアン・サンズが共演。
怪しげな登場人物にグロテスクなクリーチャー。しゃべるビッグ・サイズの昆虫に、ピーター・ウェラーの神経症的な表情。鑑賞者の神経を刺激するビジュアルメイクに関しては確信犯のクローネンバーグ監督だが、本作での悪趣味ぶりはバロウズという後見人を得たことでいつもより三割増。
ジャンル：SF
個人的満足度：☆☆☆★★
