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原題：Arachnophobia
監督：フランク・マーシャル
出演：ジェフ・ダニエルズ
ハーレイ・ジェーン・コザック
ジュリアン・サンズ
ジョン・グッドマン
スチュアート・パンキン
ブライアン・マクナマラ
マーク・L・テイラー
ヘンリー・ジョーンズ
ピーター・ジェイソン
ジェームズ・ハンディ
ロイ・ブロックスミス
キャシー・キニー
メアリー・カーヴァー
ギャレット・パトリック・ラトリフ
マリーン・カッツ
上映時間：1時間50分
【あらすじ】
南米・アマゾン熱帯雨林で昆虫学者のアサートン博士は、猛毒を持つ新種のクモを発見する。そのクモは、刺されて死んだ同行カメラマンのジェリーの死体にまぎれてアメリカ・カリフォルニア州の小さな町に上陸、次々と町の住人を殺していく。
町に新しく赴任したばかりの医師ロスは、彼らの死体を解剖してクモの存在を知るが、それが生殖機能を持つ南米産のクモと地元のクモが交配して生まれた新種の兵隊グモである事が判明する。しかも、それは生殖機能を持っていないが、女王グモが新たに生殖機能を持つクモを産みだす恐れがあった。
ロスはクモ恐怖症でありながら、アサートンや町の害虫駆除業者デルバートと共にクモに立ち向かうことに……。
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スティーヴン・スピルバーグが創立し、彼のヒット作を数々手がけた、アンブリン社製作の娯楽大作。新種の毒グモに襲撃された町を舞台に、クモ恐怖症の医師たちがそれに立ち向かう様を描く。スピルバーグ製作総指揮、そして彼の右腕として辣腕をふるってきたフランク・マーシャルの初監督作品である。
タイトルの意味は「クモ恐怖症」。不気味な外見も恐ろしい殺人グモを、ハリウッドの一流VFX陣が映像マジックで一層恐ろしげに描写。怖いもの好きには見どころ満載の一本だ。また、怖い場面がある一方でコミカルな場面もあるなど、バランスよく楽しませるのはさすが。70年代半ばに流行した動物パニック映画の復活を思わせる作品に仕上がっている。
後の2014年、アメリカ・ミズーリ州の個人宅に4,000匹のドクイトグモが大量発生し住人が避難（転居）するという事件が実際に発生した（ちなみにドクイトグモの集団生息は極めて珍しく、強毒性だが人間を咬む事は滅多に無い）。
ジャンル：スリラー
個人的満足度：☆☆☆☆☆
