『チャーリー』(1992年・アメリカ)
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原題:Chaplin
出演:ロバート・ダウニー・Jr.
ジェラルディン・チャップリン
ダン・エイクロイド
モイラ・ケリー
アンソニー・ホプキンス
ケヴィン・クライン
ダイアン・レイン
ナンシー・トラヴィス
ジェームズ・ウッズ
ケヴィン・ダン
ミラ・ジョヴォヴィッチ
デボラ・ムーア
ペネロープ・アン・ミラー
ポール・リス
ジョン・ソウ
マリサ・トメイ
デイヴィッド・ドゥカヴニー
マリア・ピティロ
マシュー・コットル
上映時間:2時間25分
【あらすじ】
1963年、スイス。チャーリー・チャップリンは72歳になっていた。彼は自伝の出版にあたって、編集者のジョージ・ヘイデンの取材を受けていた。ジョージは曖昧な記載記述について尋ね、チャーリーはその質問に答えつつ過去を振り返る。
幼くして芝居小屋の舞台に立ち、名門・カルノー一座に入った彼はやがて看板俳優にのし上がる。アメリカ巡業で映画と出会い、ハリウッドに飛び込んだ彼は、喜劇映画で世界的スターになるが……。
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ロンドンの下町の貧しい役者一家に育ったチャーリーは、アメリカ巡業中に"映画"と出会う。ハリウッドからスカウトされた彼は、その無限の可能性を信じて、ガムシャラに映画の世界に飛び込んでいく…。
サイレント映画の時代から赤狩りでハリウッドを追われるまで世界の喜劇王として活躍したチャーリー・チャップリンの生涯を描く伝記ドラマ。監督・製作は『遠い夜明け』のリチャード・アッテンボローで、彼の『ガンジー』を10回以上観たというチャップリンの未亡人ウーナの許諾を得て実現した企画である。映画は、チャップリンが幼少の頃から、名門カルノー一座の看板俳優時代、そしてハリウッドでの映画製作、富と名声を得、やがて映画『チャップリンの独裁者』の製作に纏わる国外追放、終戦後のアメリカへの帰国から白髪の生えるまで、彼の一生を克明に追って行きながら、その中での孤独、悲しみ、苦しみ、さらには母、兄弟、恋人などの彼に関わる人物をも含み、チャップリンの人生の軌跡を描いてゆく。
第65回アカデミー賞主演男優賞、美術賞にノミネートされ、第46回英国アカデミー賞では主演男優賞を受賞した。
チャップリンの娘で女優のジェラルディン・チャップリンが、チャップリンの母親役で出演している。
ジャンル:伝記
個人的満足度:☆☆☆☆☆