映画 #581『マラソン マン』

 

マラソン マン』(1976年・アメリカ)

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原題:Marathon Man

監督:ジョン・シュレシンジャー

出演:ダスティン・ホフマン
   ローレンス・オリヴィエ
   ロイ・シャイダー
   ウィリアム・ディヴェイン
   マルト・ケラー
   リチャード・ブライト
   マーク・ローレンス
   ティート・ゴヤ
   フリッツ・ウィーヴァー
   ジャック・マラン

上映時間:2時間5分

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【あらすじ】

N.Y.の銀行貸金庫から出たドイツ人老人は、ある男に小さな箱を渡した後、ユダヤ人老人といざこざを起こした末、交通事故で命を落とす。マラソン好きの大学院生ベーブは偶然その事故を目撃、それが恐怖の始まりだった。謎の男たちから暴行された数日後、兄が殺される。兄がベーブの知らない裏の顔を持っていたことが分かると、ついにはベーブ自身が謎の組織に誘拐される。身に覚えのないことを尋問され、過酷な拷問を受ける彼の運命は……。

 

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ナチス残党によるダイヤ密輸事件に巻き込まれた大学院生の恐怖を、『真夜中のカーボーイ』でアカデミー監督賞に輝いたジョン・シュレシンジャー監督が、再びダスティン・ホフマンを起用して描くサスペンス・スリラー。

 

第42回アカデミー賞で作品賞、監督賞など3部門に輝いた名作『真夜中のカーボーイ』の主演&監督コンビ、ホフマンとJ・シュレシンジャーがその7年後に再顔合わせ。『明日に向って撃て!』『ミザリー』の名脚本家W・ゴールドマンが自身の小説を脚色し、大都会の狂気とそこで生きる人々の孤独を浮かび上がらせた。中盤、主人公ベーブがゼル博士に歯を痛めつけられ拷問されるシーンは映画史に残るほどのインパクト。ゼル博士役の名優L・オリヴィエの悪役ぶりも鮮烈。『ジョーズ』のR・シャイダー共演。

 

 

ジャンル:スリラー

個人的満足度:☆☆★★★