映画 #475『嵐が丘』

 

嵐が丘』(1939年・アメリカ)

*****

原題:Wuthering Heights

監督:ウィリアム・ワイラー

出演:ローレンス・オリヴィエ
   マール・オベロン
   デヴィッド・ニーヴン
   フローラ・ロブソン
   ドナルド・クリスプ
   ジェラルディン・フィッツジェラルド
   ヒュー・ウイリアム
   レオ・G・キャロル
   マイルズ・マンダー
   セシル・ケラウェイ

上映時間:1時間43分

f:id:power-zero:20220420040139j:image

 

【あらすじ】

イングランド北部の荒野に佇む古い館"嵐が丘"の主人アーンショーに養子として引き取られた孤児ヒースクリフは、アーンショーの娘キャサリンと恋に落ちる。しかし、キャサリンが上流階級の青年エドガーにプロポーズされたことを知った彼は、ショックから姿を消してしまう。数年後、都会で成功したヒースクリフ嵐が丘へと舞い戻り、自分を貶めた住人たちへの復讐を開始する……。

f:id:power-zero:20220507141425j:image

 

*****

 

ハリウッド黄金期の巨匠ウィリアム・ワイラーが、エミリー・ブロンテの名作小説を映画化した文芸ドラマ。ローレンス・オリヴィエアメリカ映画第1作として知られる。第12回アカデミー賞で撮影賞(白黒作品)を受賞している。

 

運命に翻弄される男女の姿を、ウィリアム・ワイラーが重厚な演出で描き上げている。後の多くのリメイク作品が本作への脚注にさえ思われる、"映画の古典"とも言うべき一作。

この時期のユナイテッド・アーティスツ作品には珍しく版権が売却されなかったことから、現在も、メトロ・ゴールドウィン・メイヤーUAの後継)が版権を保有する。

 

ちなみに、ケイト・ブッシュが19歳の時に発表した1枚目のシングル『嵐が丘』は、題名から分かるとおり、本作同様エミリー・ブロンテの小説『嵐が丘』を題材にしたものであるが、ケイト・ブッシュは直接には小説からではなく、テレビドラマ化された作品から着想を得たといわれている。

 

f:id:power-zero:20220507141820j:image

f:id:power-zero:20220507141826j:image

 

 

f:id:power-zero:20220507141834j:image

f:id:power-zero:20220507141839j:image

f:id:power-zero:20220507141938j:image

f:id:power-zero:20220507142014j:image

f:id:power-zero:20220507142144j:image

f:id:power-zero:20220507142150j:image

 

 

 

 

f:id:power-zero:20220507142405j:image

 

f:id:power-zero:20220507142412j:image

 

f:id:power-zero:20220507142453j:image

 

 

 

 

f:id:power-zero:20220507142548j:image

 

ジャンル:ロマンス

個人的満足度:☆☆★★★