映画 #369『ウォール街』

 

ウォール街』(1987年・アメリカ)

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原題:Wall Street

監督:オリバー・ストーン

出演:マイケル・ダグラス
   チャーリー・シーン
   ダリル・ハンナ
   マーティン・シーン
   ジェームズ・カレン
   ジョン・C・マッギンリー
   ハル・ホルブルック
   テレンス・スタンプ
   ジェームズ・スペイダー
   ショーン・ヤング
   ソウル・ルビネック
   リチャード・ダイサート
   ポール・ギルフォイル
   オリヴァー・ストーン

上映時間:2時間6分

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【あらすじ】

一攫千金を夢見る証券会社の若き株式仲買人バド・フォックスは、強大な富と権力を誇るカリスマ投資家ゴードン・ゲッコーに取り入ろうと奔走。ある日、ゲッコーと面会するチャンスを運良く得た彼は、父が勤める航空会社に関するインサイダー情報を流す。ゲッコーに気に入られたバドは、投資や成功についてのアドバイスを得て、次々と成果を挙げていく。しかしその一方で、ゲッコーはバドを利用して情報を収集し、宿敵ワイルドマンに復讐を果たそうと目論んでいた……。

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*****

 

出世願望の強い若手証券マンと、冷酷かつ貪欲な投資家による企業買収を描いた金融サスペンス。1980年代にウォール街で加熱したマネーゲームを、社会派監督オリバー・ストーンが鋭く風刺する。

 

強欲の塊というべき投資家ゴードン・ゲッコーをマイケル・ダグラスがカリスマ性満点に演じ、アカデミー賞主演男優賞を受賞した。そのカリスマ性あふれるキャラクターは長年愛され、23年後の2010年に製作された続編『ウォール・ストリート』でも往時と変わらぬ怪演を見せる当たり役となった。

 

時代を反映した内容が話題を呼び大ヒットしたことから、アメリカでは広く知られた映画であり、経済・金融の論評や記事で引き合いに出されることも多い。作品は実際のウォール街にも大きな影響を与え、主人公である投資家、ゴードン・ゲッコーに憧れて投資銀行に入社する者や、ゴードンのファッションを真似る者などが後を絶たなかった、と監督のストーンは語っている。

 

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ジャンル:クライム

個人的満足度:☆☆☆★★