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原題:War of the Worlds
出演:トム・クルーズ
ダコタ・ファニング
ジャスティン・チャットウィン
ミランダ・オットー
ティム・ロビンス
レニー・ベニート
カミリア・サネス
リック・ゴンザレス
ユル・バスケス
ピーター・ゲレッティ
デヴィッド・アラン・バッシュ
モーガン・フリーマン(声)
上映時間:1時間56分
【あらすじ】
港湾労働者のレイは、前妻に引き取られている子供達、ロビー、レイチェルと良好な関係を築けずにいた。彼らを預かったある日の朝方、レイは通常ではありえない発生の仕方をした稲妻が何度も地面に落ちるのを目撃する。落雷後、町中の電化製品の殆どが機能をしなくなる中、野次馬と共に落雷現場に駆けつけたレイは、地面から地割れと共に巨大な三本足のロボット、「トライポッド」が出現し、熱射線のようなものでその場にいた人々のみならず建物でさえも灰化するのを目にする。かろうじてその場を生き延びたレイは、即座にロビーとレイチェルと共に前妻がいるボストンへと向かおうとするのだが……。
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スティーヴン・スピルバーグ監督、主演トム・クルーズの黄金コンビが、H・G・ウェルズの名作SF小説を映画化。異星人の侵略に遭遇した世界でサバイバルを繰り広げる主人公とその家族の運命を、壮大なスケールで描く。'53年版の実写映画では実現不可能であった「トライポッド」の初の実写化や、公開当時11歳のダコタ・ファニングの子役とは思えない演技にも注目だ。
『未知との遭遇』『E.T.』と、過去に人類に友好的な異星人との交流を扱った作品を手掛けてきたスピルバーグが、一転して宇宙侵略物の古典の映画化に挑んだ本作。異星人の侵略メカなどビジュアルは原作のイメージを忠実に再現しつつ、現代に舞台を移した物語は9.11米国同時多発テロ以降の世相を反映して家族愛をテーマにアレンジ。日本を含む世界中で大ヒットした。
ジャンル:SF
個人的満足度:☆☆☆☆☆