『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』(2019年・アメリカ)
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原題:QT8: The First Eight
監督:タラ・ウッド
出演:サミュエル・L・ジャクソン
ティム・ロス
ジェニファー・ジェイソン・リー
ダイアン・クルーガー
カート・ラッセル
クリストフ・ヴァルツ
ジェイミー・フォックス
ルーシー・リュー
ブルース・ダーン
ロバート・フォスター
ゾーイ・ベル
イーライ・ロス
マイケル・マドセン
ステイシー・シェア
スコット・スピーゲル
リチャード・N・グラッドスタイン
ルイス・ブラック
上映時間:1時間44分
【あらすじ】
唯一無二の作風で世界中の映画ファンに支持され、長編10作目を完成させたら映画監督を引退すると公言しているクエンティン・タランティーノ。監督デビュー作『レザボア・ドッグス』から8作目の『ヘイトフル・エイト』までに出演したサミュエル・L・ジャクソン、ジェイミー・フォックス、ダイアン・クルーガーら俳優やスタッフたちが登場し、『レザボア・ドッグス』の伝説の耳切りシーン誕生秘話、『パルプ・フィクション』のキャスティングの裏側、『キル・ビル』撮影現場で起きた事故の真相、そして盟友ティム・ロスが明かす引退後の計画など、驚きのエピソードの数々がタブーなしで語られる。
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奇才クエンティン・タランティーノの素顔を、彼の作品の出演俳優たちが明かしたドキュメンタリー。
1992年、監督デビュー作『レザボア・ドッグス』で、カンヌ国際映画祭に殴り込みをかけ、まさに一夜で時の人となったクエンティン・タランティーノ。その後も新作を発表するたびに世界中の映画ファンを熱狂させ、「タランティーノ映画」と呼ぶしかない唯一無二のジャンルを打ち立てた。いったいどうやって彼は、奇想天外な物語を次々と生み出し、観たこともない映像を作り出し続けるのか? そんな疑問に迫るドキュメンタリー映画が完成した。
タランティーノの逸話と秘話をタブーなしで暴露するのは、監督第1作目から8作目の『ヘイトフル・エイト』までに出演した俳優たち、そしてプロデューサーやスタッフたち。監督は、『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督のドキュメンタリー映画でも高く評価されたタラ・ウッド。
かねてより「長編映画を10本撮ったら、映画監督を引退する」と公言しているタランティーノ。近く完成するだろう最後の1本の前に特別に用意された、発見と興奮と感動が爆発する必見の逸品!
ジャンル:ドキュメンタリー
個人的満足度:☆☆☆☆☆