『さよなら、さよならハリウッド』(2002年・アメリカ)
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原題:Hollywood Ending
監督:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン
ティア・レオーニ
ジョージ・ハミルトン
トリート・ウィリアムズ
マーク・ライデル
デブラ・メッシング
ティファニー・ティーセン
エリカ・リーセン ほか
上映時間:1時間53分
【あらすじ】
かつて、アカデミー賞に2度も輝きながら、今やすっかり過去の人となった映画監督・ヴァル。そんな彼に、自分を捨てた元妻・エリーがプロデュースする超大作ハリウッド映画の仕事が舞い込む。ところが、ヴァルはストレスから突然目が見えなくなってしまう。再起のチャンスを逃したくない彼は、目の見えぬまま撮影に挑むが……。
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落ち目の映画監督が再起のチャンスの中で起こす騒動を描いたコメディ。2002年の第55回カンヌ国際映画祭で特別招待作品として上映された。監督・脚本・主演は『スコルピオンの恋まじない』のウディ・アレン。共演は『ニューヨーク 最後の日々』のティア・レオーニ、『ザ・グリード』のトリート・ウィリアムズ、『ハバナ』のマーク・ライデル(『わかれ路』などの監督としても知られる)、『プロフェシー』のデブラ・メッシングほか。
とんでもないドタバタ、ピリッと知的、うっとり&ロマンティックといったウディ・アレン作品の全ての要素が詰め込まれている。クスッと笑えて、楽しく幸せな気分になれる。セントラル・パーク、プラザ・ホテル、バルサザールズなどニューヨークのお馴染みの街並も楽しい。
ジャンル:コメディ
個人的満足度:☆☆☆☆☆