映画 #935『テスラ エジソンが恐れた天才』

 

『テスラ エジソンが恐れた天才』(2020年・アメリカ)

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原題:Tesla

監督:マイケル・アルメレイダ

出演:イーサン・ホーク
   カイル・マクラクラン
   イヴ・ヒューソン
   ジム・ガフィガン
   エボン・モス=バクラック
   ハンナ・グロス
   ジョシュ・ハミルトン
   ピーター・グリーン
   ジェームズ・アーバニアク
   レベッカ・デイアン
   ドニー・ケシュウォーズ
   ルーシー・ウォルターズ
   ブレイク・デロング
   ロイス・スミス
   イアン・リスゴー

上映時間:1時間43分

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【あらすじ】

1884年、移民としてニューヨークへやって来たテスラは、憧れのエジソンのもとで働き始める。しかし直流方式の送電を考案したエジソンに対し、テスラは交流方式を主張し、両者は激しい対立の末に決別。テスラは実業家ウェスティングハウスと組んでシカゴ万博でエジソンを叩きのめし、一躍時代の寵児となる。大財閥J・P・モルガンの娘アンと交流し、モルガンから莫大な資金を得て"無線"の実現に挑むテスラだったが、研究一筋の繊細な心はやがて実業界や社交界と不協和音を立て始める……。

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イーサン・ホークが『ハムレット』『アナーキー』のマイケル・アルメレイダ監督と再びタッグを組み、エジソンとの電流戦争で知られるニコラ・テスラを演じた伝記ドラマ。エジソンに勝利し、富と名声を手にしたはずの彼はなぜ人生の勝者になれなかったのか? 時代の先を行く天才発明家の繊細さや孤独をホークが体現し、その謎に満ちた半生が自由な筆致で描かれる。エジソン役は「ツイン・ピークス」シリーズのカイル・マクラクラン

 

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電力システム、ラジオ、ラジコン、電気モーター、点火プラグなど、もしも世界から消えてしまったら、私たちの暮らしが成り立たないものばかりを次々と発明し、電流戦争でエジソンに勝利した〈天才発明家ニコラ・テスラ〉。現代においても、21世紀を代表するビジョナリーである故スティーブ・ジョブズオバマ元米国大統領から熱いリスペクトを受ける天才だ。だが、「偉大な人物」という称賛に、常に「孤高」「異端」「狂気」という不穏な言葉がつきまとい、その最期は「栄光から没落へ」と語られてきた。発明王トーマス・エジソンとの間に勃発した〈電流戦争〉に華麗なる勝利をおさめ、富と名声を手にしたはずのテスラに何があったのか? 当時の技術だけでなく、政治や文化など歴史的背景も忠実に再現し、テスラの仕事と生き方を詳細に描くことで、その謎に満ちた半生に迫る!

 

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テスラを演じるのは、『6才のボクが、大人になるまで。』などでアカデミー賞に4度ノミネートされたイーサン・ホーク。成功の果てに、人生に敗れていく姿を、時にシリアスに、時にユーモアを込めて、芸術とドキュメンタリーの両面で描ききり、観る者に自分の人生を考えるきっかけと、困難を切り開くヒントを与えてくれるヒューマンドラマ。

 

 

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ジャンル:伝記

個人的満足度:☆★★★★