『TENET テネット』(2020年・アメリカ、イギリス)
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原題:Tenet
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン
ロバート・パティンソン
エリザベス・デビッキ
ディンプル・カパディア
アーロン・テイラー=ジョンソン
ヒメーシュ・パテル
クレマンス・ポエジー
マイケル・ケイン
ケネス・ブラナー
マーティン・ドノヴァン
デンジル・スミス
ローリー・シェパード
ユーリー・コロコリニコフ
アンドリュー・ハワード
フィオナ・ドゥーリフ
上映時間:2時間30分
【あらすじ】
満席の観客で賑わうウクライナのオペラハウスで、テロ事件が勃発。罪なき人々の大量虐殺を阻止するべく、特殊部隊が館内に突入する。部隊に参加していた名もなき男は、仲間を救うため身代わりとなって捕えられ、毒薬を飲まされてしまう…しかし、その薬は何故か鎮痛剤にすり替えられていた。
昏睡状態から目覚めた名もなき男は、フェイと名乗る男から"あるミッション"を命じられる。それは、未来からやってきた敵と戦い、世界を救うというもの。未来では、"時間の逆行"と呼ばれる装置が開発され、人や物が過去へと移動できるようになっていた。
ミッションのキーワードは〈TENET テネット〉。
「その言葉の使い方次第で、未来が決まる」。
謎のキーワード、TENET テネットを使い、第三次世界大戦を防ぐのだ。突然、巨大な任務に巻き込まれた名もなき男。彼は任務を遂行する事が出来るのか……?
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『ダークナイト』シリーズ、『インセプション』『ダンケルク』のクリストファー・ノーラン監督が、 時間が逆行するゲーム性をリアルに描き、観る者の常識を一瞬で吹き飛ばす。主人公のミッションは、人類がずっと信じ続けてきた、〈時間のルール〉から脱出すること。時間に隠された衝撃の秘密を解き明かし、第三次世界大戦を止めるのだ。
ミッションのキーワードは〈TENET テネット〉。
「その言葉の使い方次第で、未来が決まる」。
突然、巨大な任務に巻き込まれた名もなき男は、任務を遂行する事が出来るのか!?
7か国を舞台にIMAXカメラで撮影、驚異のスケールで放つ極限のタイムサスペンス超大作!
主演は名優デンゼル・ワシントンの息子で、スパイク・リー監督がアカデミー脚色賞を受賞した『ブラック・クランズマン』で映画初主演を務めたジョン・デヴィッド・ワシントン。共演はロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、アーロン・テイラー=ジョンソンのほか、『ダンケルク』に続いてノーラン作品に参加となったケネス・ブラナー、そしてノーラン作品に欠かせないマイケル・ケインら。
COVID-19パンデミックの影響で3度公開が延期され、イギリスでは2020年8月26日、アメリカでは2020年9月3日にIMAX、35mm、70mmで公開された。パンデミック停止後に公開された最初のハリウッド・テントポールであり、全世界で3億6,300万ドルの興行収入を記録し、2020年の第5位の興行収入を記録した。
アメリカよりも先行して公開されたイギリス、フランス、ドイツなど世界41市場でのオープニング記録の合計は事前予想を上回る5300万ドルとなり、オランダ、ウクライナ、ハンガリーなどではノーラン作品史上最高のオープニング記録を樹立、サウジアラビアでは国内で公開されたハリウッド映画として史上最高の記録となった。
日本でも週末興行収入ランキングで初登場から4週連続1位(観客動員数は3週目のみ『浅田家!』)を獲得、国内興行収入は20億円を突破した。また、公開4日間の国内IMAXオープニング成績(2020年9月18日から21日)が世界各国での本作公開4日間IMAXオープニング成績の中で売り上げ1位を記録し、監督のクリストファー・ノーランから池袋(東京)のグランドシネマサンシャイン宛に直筆の感謝状が届いた。
ジャンル:SF
個人的満足度:☆☆☆☆☆