映画 #700『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』

 

スター・ウォーズ  エピソード4/新たなる希望』(1977年・アメリカ)

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原題:Star Wars: Episode IV A New Hope

監督:ジョージ・ルーカス

出演:マーク・ハミル
   ハリソン・フォード
   キャリー・フィッシャー
   アレック・ギネス
   ピーター・カッシング
   アンソニー・ダニエルズ
   ケニー・ベイカー
   ピーター・メイヒュー
   デヴィッド・プラウ
   フィル・ブラウン
   ジェームズ・アール・ジョーンズ(声)
   ドリュー・ヘンリー
   アンガス・マッキネス
   デニス・ローソン  ほか

上映時間:2時間1分

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【あらすじ】

ジェダイの騎士が滅亡して久しい時代、銀河系は帝国による圧政下にあった。そんな中、小さな反乱軍が、帝国が誇る最終兵器=要塞デス・スターの極秘設計図を盗み出し、必死に抵抗する。銀河皇帝が最も信頼をおくダース・ベイダー卿は、秘密の設計図を奪還し、反乱軍の本拠地を探し出すよう命ぜられる。

時同じくして、帝国に囚われの身となった反乱軍のリーダー、レイア姫は救援信号を発信するが、それを受信したのは一介の農場手伝いの青年、ルーク・スカイウォーカーであった。自らの運命に導かれるかのごとくルークは、賢者オビ=ワン・ケノービ、ならず者のハン・ソロと相棒のチューバッカ、ドロイドのR2-D2C-3PO等忘れ得ぬ仲間たちとともに、レイア姫の救出と反乱軍による帝国の壊滅に身を投じていく……。

 

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遥か彼方の銀河系を舞台に繰りひろげられる善と悪の壮大な戦いを描いた『スター・ウォーズ』シリーズの記念すべき第1作目で、「スカイウォーカー・サーガ」の第4作目にあたる。

ジョーズ』(1975年)を抜いて世界歴代興行収入記録を更新し、『E.T.』(1982年)に抜かれるまで記録を保持していた。現在、インフレーションを調整した興行収入ランキングでは、アメリカで歴代2位、世界では歴代4位となっている。

 

公開当初のタイトルは『スター・ウォーズ』(Star Wars)だった。「新たなる希望」(A New Hope)という副題は1976年の脚本の最終稿に見えていたが、公式に付けられたのは1980年の『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』公開前のリバイバル上映からで、オープニング・クロールに加えられるようになったのはVHS版からであった。元々「大河ドラマの一部」という前提で製作された(3年に一度続編を作ると言われていたが実際には無理だった)ための便宜上の副題であったがシリーズ化に成功、更に1999年に前日談となる『スター・ウォーズ  エピソード1/ファントム・メナス』が公開されて以降、各作品を区別するため正式なタイトルとして「エピソード4」(Episode IV)も付け加えられた。

後に制作される『スター・ウォーズ  エピソード3/シスの復讐』から19年後の物語にあたり、ルーク・スカイウォーカーがかつて自身の父を弟子にしていたオビ=ワン・ケノービとの出会いを切っ掛けにジェダイとしての道を進み始める経緯と、帝国軍と反乱軍との戦いに関わっていく経緯が描かれる。

 

1977年公開当時、1978年公開の映画『未知との遭遇』などとともに世界的なSFブームを巻き起こし、それまでマニアックな映画としてしか認識されていなかったSF作品を誰でも楽しめるエンターテインメントへと評価を完全に変えた。アメリカ国内のみでの総合興行収入(インフレーション調整版)は歴代2位。

1989年には、アメリカ議会図書館フィルム保存委員会により永久保存映画に選定された。同年から始まった当制度のリストに登録された最初の作品の一つで、その中で最も新しい作品だった。

 

 

ジャンル:SF

個人的満足度:☆☆☆☆☆