『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年・アメリカ)
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原題:Back to the Future
監督:ロバート・ゼメキス
出演:マイケル・J・フォックス
クリストファー・ロイド
トーマス・F・ウィルソン
リー・トンプソン
クリスピン・グローヴァー
クローディア・ウェルズ
ジェームズ・トールカン
ウェンディ・ジョー・スパーバー
マーク・マクルーア
J・J・コーエン
ケイシー・シーマツコ
ビリー・ゼイン
ドナルド・フュリラブ
ノーマン・アルデン
ジョージ・ディセンゾ
フランシス・リー・マッケイン
ジェイソン・ハーヴェイ
ハリー・ウォーターズ・Jr.
デイビット・ハロルド・ブラウン
ウィル・ヘア
ジョージ・フラワー
エルザ・レイヴン
ジョニー・グリーン
サチ・パーカー
デボラ・ハーマン
ヒューイ・ルイス
上映時間:1時間56分
【あらすじ】
1985年、高校生のマーティ・マクフライは、近所に住む科学者のエメット・ブラウン博士(通称ドク)が愛車デロリアンを改造して開発したタイムマシンの実験を手伝うが、ある誤作動により1955年の世界にタイムスリップ。加えてタイムマシンは燃料切れで動かなくなってしまう。困り果てたマーティは1955年のドクを探し出し、事情を説明して未来に戻る手助けをしてもらうことになるが、その過程で若き日の両親の出会いを邪魔してしまう。このままでは自分が生まれないことになってしまうため、マーティは未来に戻る前になんとか両親の仲を取り持とうと奮闘する……。
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1980年代を代表する大ヒット作であるSFアドベンチャーの傑作。自動車型タイムマシンで1985年から1955年へ時空移動した高校生が、自分と同世代だった頃の両親と出会うなどして騒動を巻き起こす。
監督は『フォレスト・ガンプ/一期一会』などのロバート・ゼメキス、製作総指揮に巨匠スティーヴン・スピルバーグが名を連ねている。マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイドがそれぞれ高校生と博士を熱演。スリルと興奮と笑いに満ちた展開に加え、名車デロリアンを改造したタイムマシンの鮮烈なデザインも必見。
1985年7月3日にユニバーサル・ピクチャーズにより公開され、高い評価を受けた。3億8,110万ドルの収益を上げ、1985年の全世界における最高の興行収入を記録した。批評家からは、ストーリー、コメディ、キャスト(特にフォックス、ロイド、トンプソン、グローバー)などが高く評価された。複数の賞にもノミネートされ、アカデミー賞、サターン賞、ヒューゴー賞を受賞した。また、主題歌であるヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「The Power of Love」は、世界的に大きな成功を収めた。現在では1980年代の最高傑作の一つ、SF映画の最高傑作の一つ、そして史上最高の映画の一つとされている。2007年には、アメリカ議会図書館がアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。
その後、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(1989年)と『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(1990年)の2つの続編が製作された。
ジャンル:コメディ
個人的満足度:☆☆☆☆☆