映画 #414『クロッシング・ガード』

 

クロッシング・ガード』(1995年・アメリカ)

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原題:The Crossing Guard

監督:ショーン・ペン

出演:ジャック・ニコルソン
   デヴィッド・モース
   ロビン・ライト
   アンジェリカ・ヒューストン
   リチャード・ブラッドフォード
   パイパー・ローリー
   ロビー・ロバートソン
   ジョン・サヴェージ
   プリシラ・バーンズ
   カリ・ウーラー
   石橋凌
   リチャード・サラフィアン
   ジョー・ヴィテレリ
   ジェフ・モリス
   レオ・ペン

上映時間:1時間51分

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【あらすじ】

フレディとメアリーの幼い娘エミリーがある日、自動車事故で死んだ。6年後、加害者のジョンは刑期を終えて出所、両親をはじめ周囲の人々は温かく迎えるが、彼は罪の意識に一人苦しんでいた。一方、フレディは愛する娘を突然失った絶望から立ち直れず、堕落した日々を送り続け、ついにメアリーに愛想を尽かされて去られてしまう。やがて、フレディはジョンに激しい憎しみを抱き、彼への復讐を考えるようになる。

ある日ついに、フレディはジョンに銃口を向けるが、未遂に終わる。フレディはジョンに「3日後にまた来る」という予告を残して去る。そして3日後、フレディは今度こそ復讐を果たそうと、ジョンのもとに向かうのだが……。

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愛する娘を交通事故で亡くし、加害者への復讐にとりつかれた父親と、自身が加害者となり、6年間の刑期を終えて出所したばかりの男。彼らが決着をつけるまでの、それぞれの苦悩に満ちた3日間をサスペンスタッチで描いたヒューマンドラマ。俳優としても第一線で活躍するショーン・ペンが、同じくアメリカを代表する名優ジャック・ニコルソンと、『インディアン・ランナー』のデヴィッド・モースを主演に迎えて贈る監督・脚本第2作。主題歌は、ショーン・ペンの友人であるブルース・スプリングスティーンが担当。また、この作品はショーン・ペンが親交のあった作家チャールズ・ブコウスキーに捧げられている。

 

原題は、「交通指導員」を意味する。作品が交通事故を主題にしていることでの直喩だが、人生の交差点で橋渡しをしてくれる他者はおらず、進んで行くには常に自力でなくてはならない……といった含みが込められている。心に傷を負ったものたちの赦しと癒しを描いて、献辞を捧げる作家ブコウスキーの小説世界を凌駕する魂の震えを呼ぶ。

 

 

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ジャンル:ドラマ

個人的満足度:☆★★★★