映画 #413『A.I.』

 

A.I.』(2001年・アメリカ)

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原題:A.I. Artificial Intelligence

監督:スティーヴン・スピルバーグ

出演:ハーレイ・ジョエル・オスメント
   ジュード・ロウ
   フランセス・オコナー
   サム・ロバーズ
   ジェイク・トーマス
   ウィリアム・ハート
   ブレンダン・グリーソン
   ジャック・エンジェル(声)
   ベン・キングスレー(声)
   メリル・ストリープ(声)
   クリス・ロック(声)
   ロビン・ウィリアムズ(声)

上映時間:2時間26分

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【あらすじ】

テクノロジー天文学的なペースで発達した近未来、人と見分けがつかないほど精巧で、AI(人工知能)により感情まで持ったロボットと、生身の人間とが共存するようになっていた。あるとき、サイバートロニクス社が世界で初めて"愛すること"をインプットしたロボットの少年デイビッドを作り上げる。彼は試験的なケースとして、幼い息子が不治の病で昏睡状態となった社の従業員夫婦の養子となる。だが、その息子が奇跡的に回復し、デイビッドは深い森へ置き去りに。彼は母の愛を求め、彷徨い始めるのだった……。

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スタンリー・キューブリックが生前に長年温めていた企画を、スティーブン・スティルバーグ監督が引き継いで映画化したSFドラマ。ロボットと人間が共存する近未来を舞台に、人工知能をもつロボットが繰り広げる大冒険を描く。

 

"ロボットは《愛》を知ることができるのか?"という哲学的なテーマを、『マイノリティ・リポート』にもつながる未来世界のビジュアル・イメージ満載で描き上げた。主演には『シックス・センス』の天才子役H・J・オスメントを抜擢、彼と旅をするジゴロ・ロボットには実力派のJ・ロウを配した。

 

本作は、ほかのスピルバーグ監督作品とはかなり異質である。スピルバーグが「母親と息子」という構図を用いること自体非常に珍しい。スピルバーグにとって、自らの監督作では『未知との遭遇』以来の脚本も手掛ける力のこもった作品となり、2001年のアカデミー賞では視覚効果賞、作曲賞にノミネートされた。

 

ちなみに本作には、主演のハーレイ・ジョエル・オスメントの父親も出演している(ただしハーレイとは別シーンでの出演であるため、直接的な共演はない)。

 

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ジャンル:SF

個人的満足度:☆☆★★★