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原題：Forrest Gump
監督：ロバート・ゼメキス
出演：トム・ハンクス
サリー・フィールド
ロビン・ライト
ゲイリー・シニーズ
ミケルティ・ウィリアムソン
ハーレイ・ジョエル・オスメント
マイケル・コナー・ハンフリーズ
ハンナ・ホール
マーゴ・ムーラー
ハロルド・G・ハーサム
サム・アンダーソン
シオバン・ファロン
上映時間：2時間22分
【あらすじ】
幼き日のフォレスト・ガンプは、生まれつき知能指数が低く、曲がった背骨の矯正のため足にギプスをはめていた。しかし、母親は障害をものともせずにフォレストを育て、やがて彼は小学校に入学した。そんな彼にとっての友達は、スクールバスで知り合ったジェニーだけ。ある日、同級生にいじめられていたフォレストは、彼女の「走って！」という声で駆け出し、どこまでも走り続けた。このことが、やがて彼の人生を大きく変えていく……。
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人より知能指数は劣るが、純真な心と恵まれた身体、母への愛とある一人の女性への一途な思いを持ち、心ない人からは嘲りを受けつつも、それ以上に良き心を持つ周囲の人々の協力を受けて数々の成功を収め、同時に幸福を周囲にもたらしていく「うすのろフォレスト」の半生を、アメリカの1950〜80年代の歴史を交えながら描いたヒューマンドラマ。1985年にウィンストン・グルームが発表した小説『フォレスト・ガンプ』（日本語訳は講談社より1994年12月出版。小川敏子訳）をエリック・ロスが脚色して製作された。
タイトルの「フォレスト・ガンプ」は主人公の名前。「フォレスト」は白人至上主義団体であるクー・クラックス・クランの結成者として知られるネイサン・ベドフォード・フォレストに由来し、「ガンプ」(gump) はアラバマ州の方言で、「うすのろ」「間抜け」「愚か者」を意味する。
ロバート・ゼメキス監督は視覚効果を駆使し、白い羽が宙を舞う様子や、実際の記録映像に映る歴史的人物（ケネディ大統領やニクソン大統領、ジョン・レノンなど）と主人公フォレストの共演を極めて自然に合成することで実現し、印象的な映像を生み出したことで話題になった。
第67回アカデミー賞作品賞ならびに第52回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞を受賞した。また本作のキャッチコピーであり、劇中に台詞としても登場する「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない（Life is like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.）」という台詞は、「アメリカ映画の名セリフベスト100」において第40位となっている。
因みに、劇中に登場する「ババ・ガンプ・シュリンプ」をモチーフにしたシーフードレストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ・カンパニー」が、1996年に実際に設立され、アメリカを中心に世界で20店舗が展開された。日本の支店は、東京・後楽園のラクーア内「ババ・ガンプ・シュリンプ東京」と、大阪・ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに隣接したユニバーサル・シティウォーク大阪内「ババ・ガンプ・シュリンプ大阪」、東京・江東区豊洲のららぽーと豊洲内の3店舗である。株式会社WDIにより現在も運営されている。
ジャンル：ドラマ
個人的満足度：☆☆☆☆☆
