『デリカテッセン』(1991年・フランス)
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原題:Delicatessen
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
マルク・キャロ
出演:ドミニク・ピノン
マリー=ロール・ドゥーニャ
ジャン=クロード・ドレフュス
カリン・ヴィアール
ティッキー・オルガド
アン=マリー・ピサニ
エディス・カー
チック・オルテガ
上映時間:1時間39分
【あらすじ】
核戦争終了15年後のパリ郊外にポツンと残る精肉店兼アパート「デリカテッセン」。そこには、いつも不気味な笑みを浮かべる店主の親父を始め、肉食主義の曲者たちが住んでいた。草も木も生えず、食糧のないはずの近未来の精肉店で売られている肉とは一体…? やがて、謎に満ちた肉屋の意外な正体が明らかになってゆく。
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『アメリ』のジャン・ピエール・ジュネの監督デビュー作(マルク・キャロとの共同)。核戦争後にパリに一軒だけ建つ精肉店を舞台に、職を求めてやってきた青年が巻き込まれる騒動を描くブラック・コメディ。
ホラーではなく、ブラックユーモアと風刺に満ちた作品。独特の映像空間をつくりあげ、セザール賞新人監督作品賞、脚本賞などを受賞した。
ジャンル:コメディ
個人的満足度:☆☆☆★★