『密室の恐怖実験』(1969年・イギリス)
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原題:Twisted Nerve
監督:ロイ・ボールティング
出演:ヘイリー・ミルズ
ハイウェル・ベネット
ビリー・ホワイトロー
フランク・フィンレー
バリー・フォスター
フィリス・カルヴァート
サルマーン・ピーア
クリスチャン・ロバーツ
グレッチェン・フランクリン
ソーリー・ウォルターズ ほか
上映時間:1時間53分
【あらすじ】
青年マーチンはある下宿にやって来る。しかし、彼は精神薄弱者を装っていた。青年の本当の目的は、実の父親殺害にあった。それを知った下宿の娘スーザンが近寄ってくるが……。
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精神薄弱を装って下宿に潜り込んだ青年の真の目的は、実の父親を殺す事。だが、下宿の娘がその企てを知った時、事態は意外な方向へ展開する…。
『戦慄の七日間』(50)、『太陽に向って走れ』(56)など異色の傑作を輩出してきたロイ&ジョンのボールティング兄弟が手掛けたサイコ・スリラーの逸品。『ふたりだけの窓』(66)でも競演したH・ベネットと、元ディズニー子役のH・ミルズ(ロイ・ボールティング夫人でもある)がそれぞれ、精神の不安定な主人公と健気で美しい下宿の娘を好演。また、B・ハーマンによる口笛のメロディも印象的である。なお、この劇中で流れる口笛は、クエンティン・タランティーノ監督の2003年製作の映画『キル・ビル』他、2007年製作の『デス・プルーフ in グラインドハウス』でも使用されている。
ジャンル:スリラー
個人的満足度:☆☆☆★★