映画 #997『スリー・キングス』

 

スリー・キングス』(1999年・アメリカ)

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原題:Three Kings

監督:デヴィッド・O・ラッセル

出演:ジョージ・クルーニー
   マーク・ウォールバーグ
   アイス・キューブ
   スパイク・ジョーンズ
   クリフ・カーティス
   ジェイミー・ケネディ
   サイード・タグマウイ
   ノーラ・ダン
   ミケルティ・ウィリアムソン
   ジュディ・グリア

上映時間:1時間55分

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【あらすじ】

湾岸戦争停戦直後のイラク。勝利が確定し、帰還の準備を始めるアメリカ兵たちは大ハシャギ。でも、勝ったところでそれほどマシな生活が待っているわけじゃない。そんな気分の男たちが偶然1枚の地図を手に入れる。そこにはイラク軍がクウェートから奪った金塊の隠し場所が記されていた。「負けた国の兵士から奪うのは簡単だ」。4人の男たちは、停戦ラインを越えてイラク領内に侵入する。莫大な額の財宝を求めて…。しかし、彼らを待っていたのはとてつもなく危険な冒険だった……!!

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イラクで手に入れた1枚の地図。そこには大量の金塊の隠し場所が記されていた。砂漠に眠る莫大な財宝を探し求めて、あまりにも危険でスリリングな男たちの冒険が始まる…。

 

舞台は湾岸戦争終結直後のイラクブラック・ユーモアと皮肉を含んだ独特の視点から戦争を描き出し、戦争映画の常識を覆した異色アクション。「戦争映画のまったく新しい可能性を切り開く作品」と絶賛された。監督・脚本は『アメリカの災難』のデヴィッド・O・ラッセル。「ER緊急救命室」で一躍スターダムに登りつめたジョージ・クルーニーが、シニカルでクールなゲイツ少佐を熱演。報道されなかった真実の湾岸戦争ブラック・ユーモアで駆け抜ける、とてつもなくスリリングな新種の戦争アクション作品に仕上がっている。

 

ジョージ・クルーニー、マーク・ウォルバーグらが怪演するワケありな米兵たちのキャラ設定、なぜか彼らがヒーローになってしまう意外な展開、スタイリッシュな映像が巧く絡み合い、一気に見せる。独裁国家アメリカの"世界の警察"ぶりを皮肉ったセリフも随所に盛り込まれている。ドラマ、社会派、アクション、コメディなど様々な要素を含んだパワフルな一作である。

 

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ジャンル:戦争

個人的満足度:☆☆☆★★