映画 #595『マン・オン・ザ・ムーン』

 

マン・オン・ザ・ムーン』(1999年・アメリカ)

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原題:Man on the Moon

監督:ミロス・フォアマン

出演:ジム・キャリー
   ダニー・デヴィート
   コートニー・ラブ
   ポール・ジアマッティ
   ジェリー・ローラー
   ヴィンセント・スキャヴェリ
   シドニー・ラシック
   ジェリー・ベーカー
   ボブ・ズムダ
   クリストファー・ロイド
   ジャド・ハーシュ
   キャロル・ケイン
   マリル・ヘナー
   ローン・マイケルズ
   デイヴィッド・レターマン

上映時間:1時間59分

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【あらすじ】

子どもの頃から人を笑わせるのが好きだったアンディ・カウフマンはクラブを転々としながら細々とコメディアン稼業を続けていたが、ひょんなことから人気TVバラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演することになり、またたくまに人気を博すようになるが、彼の笑いは次第にエスカレートしていき、周囲の怒りを買うことに……。

 

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若くして癌で亡くなった実在のコメディアン、アンディ・カウフマンの伝記映画。生前のカウフマンと交流のあったD・デヴィートが製作にも関わり、カウフマンのマネージャーのジョージ・シャピロ役で出演している。

 

トゥルーマン・ショー』のJ・キャリーが、斬新で過激な笑いを追求し続けた末、35歳で急逝した伝説的コメディアン、アンディ・カウフマンを熱演。その孤独で不可思議な生涯、そしておかしくも哀しいカウフマンを等身大に演じるキャリーはまさに秀逸。悪役レスラーに扮して女性の観客と男女混合のレスリングに挑むなど、真面目とも冗談ともつかない、しかし過激なことは確かな芸風で、米国のコメディ史で語り継がれるカウフマン(病死も最初は信じてもらえなかったほど)。一部のファンが熱狂的に支持する一方、批判されることもたくさんあった生前の彼を、コメディ系から実力派俳優への転身を目指していた当時のキャリーが熱演。デヴィートのほか、生前のカウフマンとなじみが深かった芸人や俳優も多数出演。監督は『カッコーの巣の上で』の名匠M・フォアマン。

 

本作のタイトルは、バンドR.E.M.が1992年に発表した、カウフマンのことを歌った曲「マン・オン・ザ・ムーン」から。

 

 

ジャンル:伝記

個人的満足度:☆☆☆☆☆