映画 #443『リトル・ミス・サンシャイン』

 

リトル・ミス・サンシャイン』(2006年・アメリカ)

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原題:Little Miss Sunshine

監督:ジョナサン・デイトン
   ヴァレリー・ファリス

出演:グレッグ・キニア
   スティーヴ・カレル
   トニ・コレット
   ポール・ダノ
   アビゲイル・ブレスリン
   アラン・アーキン
   ブライアン・クランストン
   ディーン・ノリス
   ウォレス・ランガム
   ベス・グラント
   メアリー・リン・ライスカブ
   マット・ウィンストン

上映時間:1時間40分

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【あらすじ】

アリゾナ州。フーヴァー家の人々は、根拠もなく人生の勝ち組を自負する父リチャード、自分の殻に閉じこもる長男ドウェーン、麻薬常習者の祖父(グランパ)、自殺未遂をしたゲイの伯父フランクなど家族はバラバラで、母シェリルは絶望気味。ある日、9歳の長女オリーヴが"リトル・ミス・サンシャイン"という美少女コンテストに出場するため、全員で開催地のカリフォルニアを目指すことに。だが道中、家族は事あるごとに対立し……。

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サンダンスを始め、多くの国際映画祭で、スタンディング・オベーションの絶賛を受けたロードムービージョナサン・デイトン及びヴァレリー・ファリス夫婦の監督デビュー作である。美少女コンテストのクィーンを夢見る少女とその個性的な家族が、黄色いワゴン車に乗ってコンテスト会場を目指す珍道中を描く。

主人公の家族を演じるのは、『40歳の童貞男』のスティーヴ・カレル、『イン・ハー・シューズ』のトニ・コレットら。機能不全に陥った一家族が、旅を通して再生していくハートウォーミングな展開が見どころ。

 

2006年1月20日サンダンス映画祭にプレミア放映され、その後フォックス・サーチライト・ピクチャーズが同映画祭史上最高額の契約金を支払って配給権を獲得した。北アメリカでは2006年7月26日に限定公開が始まり、8月18日に拡大された。

低予算作品ながらも本作は批評家に高く評価され、世界興行収入は1億ドルを超えた。第79回アカデミー賞では作品賞を含む4部門でノミネートされ、脚本賞(アーント)と助演男優賞(アーキン)を獲得した。そのほか、第19回東京国際映画祭で最優秀監督賞、最優秀主演女優賞、観客賞など最多3部門を受賞するなど、日本でも好成績を記録した。

 

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ジャンル:ドラマ

個人的満足度:☆☆☆☆☆