映画 #426『Steamboat Willie』

 

『Steamboat Willie』(1928年・アメリカ)

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邦題:蒸気船ウィリー

監督:ウォルト・ディズニー

出演:ウォルト・ディズニー

上映時間:7分46秒

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【あらすじ】

とある貨物の蒸気船。ミッキーはいつものように口笛で「Steamboat Bill」を吹きながら機嫌よく船を操縦していたが、船長のピートに許可なく勝手に操縦していたため叱られてしまう。

港に着いた船は牛や七面鳥と言った家畜をミッキーの手伝いでクレーンを使って積み込んで出港するが、遅れてやってきたミッキーの恋人・ミニーが置いてけぼりを食らう。ミッキーはクレーンを操作してなんとか彼女を救い上げるものの、その時彼女が持っていた楽譜や楽器が床に散らばり、全部山羊に食べられてしまう。ところが不思議なことに、山羊はそれを食べたせいかオルゴールに変身する。そこでミニーが尻尾を回すと、「わらの中の七面鳥」が流れだす。楽しくなってきたミッキーはバケツやスプーン、果ては猫や七面鳥、豚、牛まで楽器代わりにして大騒ぎする……。

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世界で初めてサウンドトラック方式を採用したトーキー・アニメーションとして公開された、ミッキーマウスの短編映画シリーズ第1作目。本作がミッキーマウスとミニーマウスのデビュー作とされているため、公開日である1928年11月18日はミッキーとミニーの誕生日、もしくはスクリーンデビューの日となっている(厳密には本作の前に作られた『プレーン・クレイジー』と『ギャロッピン・ガウチョ』に出演しているが、公開は本作が最初だった)。すべての登場キャラクターの声を、ウォルト・ディズニー自身が担当しているのも有名。

配給業者さがしに難航した本作であるが、封切られてからはプレスや観客の評判を呼び、映像と音声を完璧にシンクロさせた画期的・独創的な手法が評価された。

 

2007年公開の長編作品『ルイスと未来泥棒』以降、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作のアニメーション作品のオープニングロゴタイトルとして、本作の1カットを使ったものが新たに製作、使用されている。

 

ディズニーの長い歴史を語る上で欠かせない、伝説の一作。

 

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ジャンル:アニメ

個人的満足度:☆☆☆☆☆