『Tin Toy』(1988年・アメリカ)
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邦題:ティン・トイ
監督:ジョン・ラセター
脚本:ジョン・ラセター
上映時間:5分11秒
【あらすじ】
床の上に置かれたブリキの人形ティニーに、人間の赤ちゃんが近づいてくる。可愛らしい赤ちゃんの姿を見て嬉しそうなティニーだったが、他のおもちゃたちが乱雑に扱われるのを見て慌てて逃げ出そうとする。ところが、動くたびに楽しげな音を出すティニーに興味を持った赤ちゃんが追いかけてきて……。
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1988年にSIGGRAPHで公開され、第61回アカデミー賞短編アニメ賞を受賞した。後の長編映画『トイ・ストーリー』の原型となった作品としても知られる。2003年、アメリカ国立フィルム登録簿に登録された。
『トイ・ストーリー2』では、ハムが玩具店『アルのトイバーン』のCMを探しながら高速でテレビチャンネルを変えている際、テレビに一瞬だけ映るほか、短編『リフテッド』(『レミーのおいしいレストラン』の同時上映作品)では舞台となる家の床にティニーが置かれている、『トイ・ストーリー3』では保育園『サニーサイド』のイモムシ組に子供達が入って来る際、棚の下に隠れるおもちゃ達(リメイクされている)がカメオ出演している、『トイ・ストーリー4』ではアンティークショップ『セカンド・チャンス・アンティーク』のおもちゃとして登場している、など、後のピクサー作品へのカメオ出演も度々見られる。
ジャンル:アニメ
個人的満足度:☆☆☆☆☆