『プラン9・フロム・アウタースペース』(1959年・アメリカ)
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原題:Plan 9 from Outer Space
監督:エド・ウッド
出演:グレゴリー・ウォルコット
トム・キーン
デューク・ムーア
モナ・マッキノン
ダドリー・マンラヴ
ジョアンナ・リー
トー・ジョンソン
ライル・タルボット
ベラ・ルゴシ
ヴァンパイラ
クリスウェル
上映時間:1時間18分
【あらすじ】
アメリカ各地で空飛ぶ円盤が目撃される。それは、軍拡競争で自滅の道をたどる人間たちに警告するために外宇宙からやってきた宇宙人の乗った円盤だった。宇宙人は合衆国政府にコンタクトを試みるが、軍上層部は平和のメッセージが理解できずに拒絶、逆に円盤を攻撃してしまう。宇宙人は仕方なく、墓場に眠る死者を蘇らせて人間を驚かせ、地球を征服する<第9計画>を発動する……。
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「史上最低の映画監督」として多くの映画ファンから愛されるエド・ウッドの代表作で、ティム・バートン監督による『エド・ウッド』でもその制作過程が描かれた伝説的なカルトムービー。軍拡競争で自滅の道をたどる人間たちと、それに警鐘を鳴らす宇宙人との思いの交錯を描く。
深夜テレビで繰り返し放送され、一部でカルト的な人気を得ることとなった。やがて1976年に『ゴールデン・ターキー・アワード』という本の中で「史上最低の映画」として紹介され、ティム・バートン監督の映画『エド・ウッド』で脚光を浴びることとなった。
“映画史上最低の映画“と呼ばれながらも、世界中で熱狂的に愛され続けている1作。
ジャンル:SF
個人的満足度:☆★★★★