『アダムス・ファミリー』(1991年・アメリカ)
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原題:The Addams Family
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:アンジェリカ・ヒューストン
ラウル・ジュリア
クリストファー・ロイド
エリザベス・ウィルソン
ジミー・ワークマン
クリスティーナ・リッチ
カレル・ストライケン
ダン・ヘダヤ
ダナ・アイビ
上映時間:1時間40分
【あらすじ】
ゴメスを当主として、不気味な館で暮らすアダムス一家。その顧問弁護士タリーは多額の借金で首が回らなくなっていた。追い詰められた彼は、金貸しのアビゲイルから一家の財産を狙うよう唆される。家を出たきり25年間行方不明になっているゴメスの兄フェスターと、アビゲイルの息子ゴードンがそっくりなことに気づいた弁護士は、偽物の兄を仕立てて家を乗っ取る作戦を立てる。日頃から兄の家出は自分のせいだと罪悪感を抱いていたゴメスは、彼の帰宅に大喜びするのだが……。
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1964年から全米放送されたTVドラマ版「アダムズのお化け一家」が何度も再放送され、またアニメ版も人気となったチャールズ・アダムスの人気コミックを原作に、魔女のママや手の先しかない“ハンドくん”など、不気味な怪物ファミリーが起こす奇想天外な騒動をユーモラスに描く。
巨額の制作費が投じられ、当時最新のCG技術や早回しが使われ、箱から飛び出して活発に動き回るハンドや、一家のアクロバットシーンなど描かれている。当時のアメコミ界は「リアルな世界観」に移行する時期にあたっており、本作もその影響下にある。全編がゴシック様式で描かれ、アダムス家の内部をはじめ地下の大空間、墓地、舞踏会場等、現実とフィクションの間を狙ったような画面作りが特徴。
続編に『アダムス・ファミリー2』がある。
ジャンル:コメディ
個人的満足度:☆☆★★★