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原題:Outbreak
出演者:ダスティン・ホフマン
レネ・ルッソ
モーガン・フリーマン
ケヴィン・スペイシー
キューバ・グッディング・Jr.
パトリック・デンプシー
ドナルド・サザーランド
ゼイクス・モカエ
マリック・ボーウェンズ
スーザン・リー・ホフマン
ベニート・マルティネス
デイル・ダイ
ブルース・ジャーチョウ
リーランド・ヘイワード三世
上映時間:2時間8分
【あらすじ】
アフリカ奥地で発生した未知の伝染病がアメリカに接近。厳戒の防護措置が取られるも、ウィルスは瞬く間にとある地方都市へ侵入。街は完全に隔離され、米陸軍伝染病研究所はウィルスの謎を懸命に解き明かそうとするが……。
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凄まじい伝染力と致死性を持つ未知のウィルスの脅威と、それに立ち向かう人々の姿を描いたパニック・サスペンス。ベストセラー・ノンフィクション『ホット・ゾーン』(飛鳥新社刊)でも扱われたエボラ出血熱の事件をモチーフに、科学的根拠に基づくリアルでスリリングな恐怖が展開する。
まさに現在の新型コロナウイルス感染爆発を予言していたかのような、パンデミック映画。菌の驚異的な感染力、集団感染の恐怖、感染拡大による都市封鎖・外出禁止、国家の緊急事態………この映画で描かれているパニックの世界が、公開から26年が経過した今、現実に起こっている。
コロナ禍の今だからこそ、多くの人が一度は観ておいた方が良いかもしれない映画。
たまたまテレビでやっていたのを見つけて良かった。
↑元々ウィルスは、アフリカのジャングル奥地にひっそりと存在していた。わざわざ人間が野生動物を持ち帰るために、軍事用細菌兵器に利用するために、そこへ足を踏み入れさえしなければ、ウィルスの悲劇は起こらずに済んだかもしれない……?
↑感染者を収容する隔離施設。逼迫する医療病床。2021年の今見ると恐ろしくリアル。
↑ちなみに本作に出演するモーガン・フリーマンとケヴィン・スペイシーは、同じ1995年、『セブン』でも共演している事にたまたま気付いた。余談。
ジャンル:サスペンス
個人的満足度:☆☆☆★★