『ビッグ・バグズ・パニック』(2009年・アメリカ)
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原題:Infestation
監督:カイル・ランキン
出演者:クリス・マークエット
ブルック・ネヴィン
レイ・ワイズ
キンジー・パッカード
E・クインシー・スローン
ウェスリー・トンプソン
デボラ・ゲフナー
リンダ・パーク
ジム・コディ・ウィリアムズ
上映時間:1時間31分
【あらすじ】
クーパー(クリス・マークエット)はようやく父親のコネで就職したものの、あまりに勤務態度が悪くて解雇通告を受ける。だが、その瞬間にひどい耳鳴りがして意識を失い、目を覚ますと全身が繭のようなものに覆われていた。なんとか自力でそこから脱出し、状況が飲み込めないまま放心している彼を突然襲ったのは、巨大化した昆虫だった。
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『パッション』のブルース・デイヴィと、『ドッジボール』のローズ・レイダーが製作を担当した昆虫パニック映画。気を失っている間に巨大昆虫たちに乗っ取られた世界で、負け組の青年が何とかして生き延びようと悪戦苦闘する様子に密着する。どこか憎めない主人公を演じるのは、『ウィッチマウンテン/地図から消された山』のクリス・マークエット。ナンセンスながらもその個性的なアイデアと、疾走感あふれる映像にぐいぐい引き寄せられる。
↑こんなのが街中に大量発生して押し寄せてくる。もはやSF。
↑虫にやられると、人でも犬でも関係なく"虫化"する。んで襲ってくる。もはやギャグ。
これまた超B級アクション・コメディ。がっちりパニックアクションかと思いきや、8割コメディに走ってる。んでもって、あんまり面白くない。ジャケット画のヒロインがエロいのかと思いきや、そうでもないし、なんなら途中で死ぬし。
登場人物ひとりひとりはキャラがあって一応色とりどりだし巨大虫も絶妙にキモくてパニック映画らしさはあるけど、な〜んか物足りなかった。
↑親父は割と強い。
1人でも知ってる俳優が出てればまだ観れるんだけどなぁ。
ジャンル:コメディ
個人的満足度:☆★★★★