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原題:The Fourth Kind
監督:オラントゥンデ・オスサンミ
出演者:ミラ・ジョヴォヴィッチ
ウィル・パットン
ハキーム・ケイ=カジーム
コーリイ・ジョンソン
エンゾ・シレンティ
イライアス・コティーズ
エリック・ローレン
ミア・マケナ・ブルース
ラファエル・コールマン
ダフネ・アレクサンダー
アリーシャ・シートン
上映時間:1時間39分
【あらすじ】
アラスカ州ノーム。何者かに夫を殺害された心理学者のタイラー博士(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、夫の遺志を継ぐべくこの町特有の原因不明の不眠に苦しむ住民たちのカウンセリングに当たる。患者たちが一様に同じ症例を訴えることを不審に感じた彼女だったが、ある患者が謎の言語を発するとともに妻子を殺して自殺してしまい……。
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行方不明者が多発するアラスカ州ノームを舞台に、原因不明の現象の究明に迫る衝撃的な実録スリラー。2000年に起こった凄惨な出来事の渦中にいた心理学者が録画した記録映像の一部を本編に用い、『バイオハザード』のミラ・ジョヴォヴィッチがナビゲーターと、心理学者を演じる再現映像で世にも恐ろしい異変を描く。犠牲となった人たちの混乱と悲痛な叫び声、さらには現実のものとは思えぬショッキングな映像に息をのむ。
↑色々とヤバいモノが映ってしまった記録映像(音量注意)。これはまだほんの一部。
↑ドラマで再現される患者の診療シーンは、現実に記録された(と言われる)録画映像を基に構成されており、本編でもしっかり記録映像が流される。
ミラ・ジョヴォヴィッチ本人のナビゲートによるドキュメンタリー(当事者へのインタビュー含む)パートと俳優たちによるドラマパートが交互に挟まれ、同時進行されていくタイプの映画。
観た媒体の画質のせいもあるかもしれないが、音や映像に若干ビビる所もあったが、ガチなのかフェイクなのか区別つかない。「実際にあった」とは言うけど、何か事実と大きく異なるとか何とかで訴訟問題に発展した、みたいな情報もチラッと目にした気がする。
ちーっと求めてたホラーとは違ったかなぁ、、という印象。
↑ミラ演じる主人公、アビゲイル・タイラー博士も、初めのクールな心理学者のイメージから一転、後半ではある恐怖におののく事になる。
↑ちなみに、実際のタイラー博士(とされる人物)。記録映像でのインタビューに答えている所だが、徐々に取り乱していきやがてトンデモナイ顔をお見せしてくれる。あまりのインパクトにポスター等ではモザイクかけられる始末。かなり鮮烈で不気味。
ジャンル:ホラー
個人的満足度(5点満点):☆☆★★★