『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(2017年・タイ)
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原題：ฉลาดเกมส์โกง (Chalard Games Goeng)
監督：ナタウット・プーンピリヤ
出演者：チュティモン・ジョンジャルーンスックジン
チャーノン・サンティナトーンクン
ティーラドン・スパパンピンヨー
イッサヤー・ホースワン
上映時間：2時間10分
【あらすじ】
教師の父親と2人で暮らし、中等学校で非常に優秀な成績を誇るリン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は、進学校に特待生として転入する。彼女はテストのときにある方法で友人・グレースを救ったことが評判になり、さらに指の動きを暗号化する「ピアノレッスン」方式を編み出して、多くの生徒を高得点に導くようになる。それはやがて報酬を得られるようになり、リンはクラスメイトのカンニング協力に味を占める。そんな折、リンはアメリカの大学に留学するための国際的な大学統一入試「STIC」に挑む事になる。
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貧しい家庭環境にありながらも懸命に努力し、常に天才的な好成績を収める真面目エリート女子が、ある女子との出会いをきっかけにどんどん転落していく様を描く。
主人公が天才すぎるゆえに、周りのバカのみならず、真面目にやってきてた人の人生まで破滅していくのが物凄くハラハラする。
やっぱり勝負事とか大事な局面は、不正ではなくちゃんと真正面から挑みましょう。
カンニングの方法が大胆すぎてちょっと笑ける。でもちゃんとスリルがあって良し。タイ発・史上最大級のカンニング・スリラー。(？)
ジャンルがスリラーなのか、クライムなのか、コメディなのか、どれなのかハッキリさせにくいのと、2時間以上あってちょい長めという点で星は4つにしてるが、内容はとても面白いので大満足。冒頭でも流れる取り調べのシーンが結構秀逸に使われてるのが印象的。
中国で実際にあった集団不正入試事件がモデルになってるらしいです。
ジャンル：スリラー
個人的満足度(5点満点)：☆☆☆☆★
