映画 #1270『ロード・オブ・カオス』

 

『ロード・オブ・カオス』(2018年・イギリス、スウェーデンノルウェー)

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原題:Lords of Chaos

監督:ヨナス・アカーランド

出演:ロリー・カルキン
   エモリー・コーエン
   ジャック・キルマー
   アンソニー・デ・ラ・トーレ
   ジョナサン・バーンウェル
   アリオン・シハー
   ジェームズ・エドウィン
   ヴォルター・スカルスガルド
   スカイ・フェレイラ
   サム・コールマン
   ウィルソン・ゴンザレス・オクセンクネヒト
   ヨン・オイガーデン
   ルシアン・チャールズ・コリアー
   アンドリュー・ラヴェル

上映時間:1時間57分

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【あらすじ】

1987年、オスロ。19歳のギタリスト、ユーロニモスは悪魔崇拝主義を標榜するブラックメタルバンド「メイヘム」の活動に熱中していた。ボーカルのデッドはライブ中に自らの身体を切り刻むなど過激なパフォーマンスを繰り返し、彼らはメタルシーンで熱狂的な支持を集める。しかしある日、デッドがショットガンで頭を撃ち抜いて自殺してしまう。発見者のユーロニモスは脳漿が飛び散った遺体の写真を撮り、頭蓋骨の欠片を友人らに送付し、喧伝することでカリスマ化。「誰が一番邪悪か」を競い合うインナーサークルを作り、王として君臨するが、メンバーのヴァーグが起こした教会放火事件をきっかけに主導権争いが激化していく……。

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ブラックメタル黎明期の中核的存在だったノルウェーのバンド「メイヘム」の狂乱の青春を鮮やかに描いた伝記映画。ノンフィクション「ロード・オブ・カオス ブラック・メタルの血塗られた歴史」を原作に、ブラックメタル・バンド「バソリー」の元ドラマーで、「SPUN スパン」などで知られるヨナス・アカーランド監督がメガホンをとった。

中心メンバーだったユーロニモスを主人公に、サタニズムを標榜し、過激な行動がエスカレートして次第に制御不能に陥っていく若者たちの暴走の軌跡を、虚実を織り交ぜつつ大胆かつ繊細に描き出していく。

 

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あまりにも純粋すぎて、漆黒に染まった成功を夢見た少年たち。迸る音楽への情熱と歪んだ感情で数々の事件を引き起こした伝説のバンド「メイヘム」をドラマティックに描く、青春音楽ドラマの傑作。マコーレー・カルキン実弟 ロリー・カルキン、ヴァル・キルマーの息子 ジャック・キルマー、『ブルックリン』でブレイクしたエモリー・コーエン、アーティストとしても人気のスカイ・フェレイラほか、ハリウッドのキャスティング・ディレクターが今、最も注目する若手スターが多数出演している。

 

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ジャンル:伝記

個人的満足度:☆☆☆☆☆