『酔いどれ詩人になるまえに』(2005年・アメリカ、ノルウェー)
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原題:Factotum
監督:ベント・ハーメル
出演:マット・ディロン
リリ・テイラー
マリサ・トメイ
エイドリアン・シェリー
フィッシャー・スティーヴンス
カレン・ヤング
ディディエ・フラマン ほか
上映時間:1時間34分
【あらすじ】
アメリカの田舎町。"自称"詩人のヘンリー・チナスキーだったが、原稿は出版社に相手にもされず、食うために働くものの、いつも酒で失敗してすぐクビになってしまう。そんなある日、彼はバーでジャンという名の女と出会う。三日後には彼女の家に転がり込み、金のない2人は先のことなど何も見えない、酒とセックスだけの日々を送るが……。
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ミュージシャンや映画人など多くのアーティストがリスペクトする反骨の無頼作家チャールズ・ブコウスキーの自伝的小説「勝手に生きろ!」(河出書房新社・刊)を『クラッシュ』(05)のマット・ディロン主演で映画化。職も金もないその日暮しの酔っ払いで孤独を抱えるが、詩人であり続ける男を描いている。監督は『キッチン・ストーリー』のベント・ハーメル。2005年コペンハーゲン国際映画祭最優秀監督賞(ベント・ハーメル)、ゴールデンスワン賞 主演女優賞(リリ・テイラー)受賞。
ジャンル:ドラマ
個人的満足度:☆☆☆☆☆