映画 #1090『真実の行方』

 

『真実の行方』(1996年・アメリカ)

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原題:Primal Fear

監督:グレゴリー・ホブリット

出演:リチャード・ギア
   エドワード・ノートン
   ローラ・リニー
   ジョン・マホーニー
   アルフレ・ウッダード
   フランシス・マクドーマンド
   レッグ・ロジャース
   テリー・オクィン
   アンドレ・ブラウアー
   スティーヴン・バウアー
   ジョー・スパーノ
   トニー・プラナ
   スタンリー・アンダーソン
   モーラ・ティアニー
   ジョン・セダ
   ケネス・タイガー
   レスター・ホルト

上映時間:2時間11分

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【あらすじ】

冬のシカゴ。大司教が自宅で惨殺される事件が発生し、現場から血まみれで逃げ出した19歳の若者アーロンが逮捕された。マスコミ好きな敏腕弁護士マーティンは、事件の話題性に目をつけ、アーロンの弁護を無償で引き受ける。彼は無実を勝ち取るため、アーロンの途絶えた記憶を利用し、現場に別の人物がいたことを立証しようとする。一方、州検事局はかつてマーティンの弟子で恋人でもあったジャネットを担当検事に指名するが……。

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野心家の弁護士が担当した、ある事件の顛末を描く法廷サスペンス。意外性に富んだストーリーの妙と、それを生かす巧みな演出と演技が見もの。「シャーキーズ・マシーン」の原作者として知られる作家ウィリアム・ディールの同名長編小説(福武文庫・刊)を、『ハッスル』『シシリアン』のベテラン、スティーヴ・シェイガンと『コピーキャット』のアン・ビダーマンが4年がかりで脚色。監督には「ヒルストリート・ブルース」「L.A. Low/7人の弁護士」「NYPD/ブルー」などのTVドラマシリーズを手掛け、これが初の劇場用映画となるグレゴリー・ホブリットが当たった。主演のリチャード・ギアは、依頼人(本作が映画デビューとなるエドワード・ノートン演じる教会で手伝いをする青年。カトリック大司教殺害の罪に問われている)の無罪を信じるシカゴの弁護人を演じている。

 

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本作は興行的には成功を収め、特にノートンの演技は世界中で高く評価された。ノートンはアカデミー助演男優賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞 映画部門 助演男優賞を受賞した。

 

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ジャンル:サスペンス

個人的満足度:☆☆☆☆☆