『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』(2010年・カナダ)
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原題:Tucker and Dale vs Evil
監督:イーライ・クレイグ
出演:タイラー・ラビーン
アラン・テュディック
カトリーナ・ボウデン
ジェシー・モス
フィリップ・グレンジャー
ブランドン・マクラレン
クリスティ・ラング
シャーラン・シモンズ
上映時間:1時間28分
【あらすじ】
親友同士のタッカーとデイルは、念願の別荘を手に入れ、休暇を自分たちの山小屋で過ごそうと森へやって来た。しかし2人は、同じ時にキャンプに来た生意気な名門私立の大学生グループに、人里離れた山に暮らす殺人鬼だと勘違いされる。 タッカーとデイルが川で溺れかけた女子大生を助けたことで、更に誤解が誤解を生み、次々と死人が出てしまう。 仲間の女子大生を救おうと大学生が襲いかかってくるが、事態はなぜか不思議なありえない展開に! 気のいいタッカーとデイルの運命やいかに……!?
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凶悪な殺人鬼と勘違いされてしまった2人の男が巻き込まれる事件を描いたスプラッター・コメディ。思わぬ誤解から死人が続出する事態に陥っていく気のいい中年男2人を、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のタイラー・ラビーンと、『3時10分、決断のとき』のアラン・テュディックが演じる。
スプラッターといえば、血みどろで残虐描写たっぷりの映画。しかし本作は、その固定概念を覆す、まさかの新ジャンル"スプラッター・コメディ"。別荘で過ごしていた気さくな男たち、タッカーとデイルが一人の女子学生を助けたことから起きる奇想天外な騒動の一部始終を描く。血みどろなのに笑えてしまう前代未聞のストーリーと演出に注目したい。
ジャンル:コメディ
個人的満足度:☆☆☆☆☆