映画 #567『ワイルド・ギース』

 

『ワイルド・ギース』(1978年・イギリス)

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原題:The Wild Geese

監督:アンドリュー・V・マクラグレン

出演:リチャード・バートン
   ロジャー・ムーア
   リチャード・ハリス
   ハーディ・クリューガー
   スチュワート・グレンジャー
   ジャック・ワトソン
   ウィンストン・ヌショナ
   フランク・フィンレイ
   バリー・フォスター
   ケネス・グリフィス
   ロナルド・フレイザー
   ジョン・カニ
   デイヴィッド・ラッド

上映時間:2時間12分

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【あらすじ】

かつて傭兵部隊のリーダーだったフォークナーに英国の銀行家から、中央アフリカ某国の前大統領を同国から救出するよう依頼が。フォークナーは元戦友のショーン、レイファーらに声を掛け、計50人の傭兵部隊を結成すると中央アフリカ某国に出発。ある施設を急襲し、前大統領を連れ出すことに成功する。しかし一方、英国では自分の利益を優先する銀行家が、部隊を捨て駒にして裏切ることを決心。果たして、部隊はアフリカから脱出できるのか……?

 

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百戦錬磨の男たちがアフリカの地で、極めて困難なミッションに挑む。傭兵部隊、"ワイルド・ギース"のスリリングな活躍を描いたミリタリーアクション・ファン必見の佳作。

 

兵士として優秀だが軍という組織には所属しない、そんな傭兵たちが手を組み、中央アフリカ某国に乗り込み、前大統領を救出する大仕事に挑む。プロフェッショナリズムと友情の両方で結びついた男たちが苦境を突破していく姿は"これぞ男の映画"というべき興奮があり、傭兵を描いた作品としての評価も高い佳作だ。クライマックスの脱出劇も迫力満点。

キャストは3代目ボンド俳優のR・ムーアら。監督は男っぽい作品を得意としたA・V・マクラグレン。名アーティスト、モーリス・ビンダーによるオープニングにも要注目。

 

第二次世界大戦後のアフリカを舞台に、国家や主義理想ではなく金のために戦場へ身を投じる傭兵たちを描かれている。基本的にフィクションだが、主人公のフォークナー大佐のモデルは実在の傭兵マイク・ホアーである(ホアーは本作のミリタリーアドバイザーも務めている)。

 

 

ジャンル:アクション

個人的満足度:☆☆★★★