『マチネー／土曜の午後はキッスで始まる』(1993年・アメリカ)
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原題：Matinee
監督：ジョー・ダンテ
出演：ジョン・グッドマン
キャシー・モリアーティ
サイモン・フェントン
オムリ・カッツ
リサ・ジェイカブ
ケリー・マーティン
ジェシー・リー
ルシンダ・ジェニー
ジェームズ・ヴィルマイヤー
ロバート・ピカード
ジェシー・ホワイト
ディック・ミラー
ジョン・セイルズ
上映時間：1時間39分
【あらすじ】
1962年、父の転勤でフロリダ州キーウェストに引っ越してきた14歳のジーン。今日も弟のデニスと映画館に通う彼は、そこで新作映画『マント』の予告編を目にする。監督は、ジーンが憧れるホラー映画の帝王・ウールジーだ。原子蟻人間が人々を恐怖に陥れるこの映画は、“ATOMO”と呼ばれる、場面に合わせて座席や劇場を揺らす臨場感たっぷりの新システムを駆使して上映されるらしい。
やがて公開日が近づいてきたある日、ウールジーが映画の宣伝のために、この街へやって来て……。
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キューバ危機に揺れる1962年のアメリカを舞台に、自身の新作のプレミア上映でやって来たホラー映画監督と、劇場に集う少年少女たちを描いた青春群像劇。土曜の午後の映画館で起こる騒動を、モンスター映画の巨匠ジョー・ダンテ監督が映画愛たっぷりに描く。
劇中に登場する短編映画『マント』も独立した作品としてダンテが35ミリフィルムで撮影。自身の趣味色の中にモンスター映画ファンへの愛が溢れている。“現実より映画を好む若者”という社会批判的な一面にも注目。
タイトルの「マチネー」とは、フランス語で「昼間に行われる演劇・音楽会などの興行」の意（フランス語のスペルではmatinée）。
ジャンル：コメディ
個人的満足度：☆☆☆☆☆
