『クジョー』(1983年・アメリカ)
*****
原題:Cujo
監督:ルイス・ティーグ
出演:ディー・ウォーレス
ダニー・ピンタウロ
ダニエル・ハフ・ケリー
クリストファー・ストーン
エド・ローター
カイウラニ・リー
ビリー・ジャコビー
ミルズ・ワトソン
上映時間:1時間33分
【あらすじ】
夫ヴィックの出張中、ドナは息子タッドを連れて故障した自動車を見てもらおうと郊外で修理業をしているジョーの工場へと向かう。工場の不穏な様子を察知したドナは、突然おぞましい姿をしたジョーの飼い犬クジョーに襲われる。クジョーは狂犬病にかかって、ジョーたちを噛み殺していた。母子は車内に逃げ込むが、車のエンジンは一向にかからない。灼熱の太陽が照りつける中、クジョーの襲撃を受けた母子は車内で絶体絶命に陥る…。
*****
モダンホラーの巨匠と呼ばれるスティーヴン・キングの小説「クージョ」(翻訳題)を映画化した動物パニックホラー。狂犬病にかかったセントバーナード犬が、巨体を揺さぶり次々に人に襲いかかる姿を描く。『E.T.』でお母さん役を演じたディー・ウォレスが、大型犬に狙われ炎天下の車中に閉じ込められながらも懸命に息子を守ろうとする母親を熱演。生々しい特殊メイクや絶望的な状況設定と相まって、真に迫る恐怖を味わえる。
ジャンル:ホラー
個人的満足度:☆☆☆★★