『フレンチアルプスで起きたこと』(2014年・スウェーデン、デンマーク、フランス、ノルウェー)
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原題：Turist
英題：Force Majeure
監督：リューベン・オストルンド
出演：ヨハネス・バー・クンケ
リーサ・ローヴェン・コングスリ
クララ・ヴェッテルグレン
ヴィンセント・ヴェッテルグレン
クリストファー・ヒヴュ
ファンニ・メテーリウス
ブラディ・コーベット
上映時間：1時間58分
【あらすじ】
冬の休暇を楽しもうと、愛妻のエバと2人の子どもを連れてフレンチアルプスへスキーバカンスにやって来た、スウェーデン人のトマス。日ごろ仕事に忙しい彼は、ここぞとばかりに家族サービスに精を出す。ところが、一家がテラスで昼食を楽しんでいた最中、スキー場が人工的に起こした雪崩が予想外の勢いで前方から襲いかかってくる。現場がパニックに陥る中、思わず怖気付いたトマスは妻子を置いてただ一人その場から一目散に逃げ出してしまう。それをきっかけに、彼ら夫婦の仲はどんどん険悪になっていき……。
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フランスのスキーリゾートに休暇で訪れたスウェーデン人一家が直面する家族の危機を描いた人間ドラマ。本能的に取った行動から妻子の信頼を失い、休暇の残された時間の中でバラバラになった家族の絆を取り戻そうとあがく主人公の姿が痛烈に映し出される。
北欧の国スウェーデンから現われた本作は、第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員賞に輝いたのを皮切りに、欧米でさまざまな賞レースを賑わせて話題と注目を集め、スウェーデンの俊英R・オストルンドの名前と才能を一躍、世界に広く知らしめることとなった。
ジャンル：ドラマ
個人的満足度：☆☆☆☆☆
